素朴な日記

日々のことを書きます。

念願の川越行き 5

川越へ行った話の第5回目。

氷川神社から小江戸の町並みへ向かう。

 

小江戸川越一番街へ向かう

川越氷川神社を出て右に進む。

神社へ向かうバスが通ってきた道を戻るような感じだ。

交通量はそれほどでもないが一般道なので気を付けて歩く。

 

しばらく行くと裁判所が見えてきた。

さいたま地方裁判所家庭裁判所の川越支部だそうだ。

敷地の端っこの看板には何裁判所なのかが書いてあるが、建物の真正面に置かれた立派な石の看板のようなものにはただ裁判所と書かれている。

名前も何もなく裁判所。

バスから見たときにそれがなんだかおもしろかったのでよくおぼえていた。

今の朝ドラで主人公がちょうど新潟地方裁判所の三条支部に異動になった話をやっているので、こんなようなところかなーなどと思った。

裁判所だ、と家族に声をかけたら娘も通ったことをおぼえていたらしく、意外と近いね、と言った。

バスは狭めの道をゆっくり目に走っていたようで、歩いてもさほど遠くなかった。

 

その先をもう少し行くと左に曲がる。

あとはまっすぐ行くだけだ。

途中、何屋さんか分からないがかき氷ののぼりがあり、外のイスにたくさんの人が座って開店を待っているようだった。

それから観光バスの営業所のような駐車場があり、ちょうど到着した観光バスからぞくぞくとお客さんたちが降りてきていた。

 

小江戸川越一番街 倉造りの町並みを歩く

信号の先から倉造りの町並みが始まっていた。

遠目にも行き交う人々や建物の様子が見えてテンションが上がる。

倉造りの町並みはそんな感じの建物だが、いろんなお店が入っていて楽しげな雰囲気だ。

なんかおいしそうなものを食べてみるのもいいんじゃない、と家族に話していた。

娘はさつまいもや抹茶が好きなのできっと気に入ると思ったのだ。

 

始めに気になったのはお茶のいい香りだ。

お茶やさんがお茶の飲み物を売っている。

それから、さつまいものアイスやチップスがあった。

娘がおいしそう!食べてみたい、と言うので見に行った。

パフェのようなものに大きなさつまいもチップをさしたものや、さつまいもチップの袋入りを売っていた。

さつまいもチップを買うことにした。

プレーン、醤油バターなどのフレーバーがあった。

娘は醤油バターを選び、私はプレーンを選んだ。

値段は同じだが、プレーンの方が量が多い。

醤油バターはしょっぱい味で、プレーンは甘くてかりんとうをイメージすると近いと思う。

醤油バターは食べたことのない味でとてもおいしかった。

おみやげにもなった。

ひとつひとつ、大きさがちがっているのもいいと思った。

お店の名前は芋屋初代仙次郎 川越店だった。

 

あちこちながめながらあれこれ話しながらぶらぶら歩いていると、娘が気になる看板を見つけた。

見ると、韓国スイーツのようだった。

川越にまったく関係ないが、気になるものめずらしいものを試すめったにないチャンスなので行ってみることにした。

脇にそれる細い道の先に広場があって3つくらいの小さなお店があった。

その一番奥だ。

 

娘はクルムというヨーグルト味のスムージーにわたあめをのせたもの。

私は削りいちご。

テレビで見てなんてぜいたくな夢の食べ物だと思っていたもの。

夫はクッキー&クリームフラッペ。

クルムの本体がほとんど見えない…。

どうなっているかと言うと、ヨーグルトのスムージーが水色のところで、ところどころにある白い雲のようなものはクリームがカップにくっつけてあるのだ。

わたあめもすごいし、本体もとてもおいしかったそうだ。

削りいちごは凍ったイチゴを削って練乳をかけたもの。

イチゴは結構すっぱいが、練乳が中にも入っていていいタイミングで出てくる。

ジャムも入っているような気がした。

かなりおいしかった。

クリーム&クリームフラッペは甘々でおいしかった。

お店はノルラッソという名前で、今回注文した冷たいおやつのほかにもキンパなどを売っていて、持ち帰りのお客さんもいた。

クルム700円、削りいちご700円、クッキー&クリームフラッペ600円。

観光地でその地方に関係のないコジャレたものを食べるなんて、娘が一緒でなければしないだろうからとてもよかった。

 

その後も散策を再開したら、すぐに焼き団子を食べている人に次々と遭遇した。

いい匂いもするし私たちはあっという間に団子を探し始めた。

やがて焼き団子屋さんを見つけ、さっそく1本ずつ買った。

大きめな団子が3つ串に刺している。

1本400円。

甘めの味噌のような醤油のような香ばしい味。

お腹にたまるので娘は1個でお腹いっぱいになってしまい、夫が変わりに食べた。

串は店頭に回収するところがあり、お店の前で食べるように書いてあった。

 

その先を行くとすぐに時の鐘が見えた。

食べ物の話しかしていなかったので、あわててここのシンボル的な建物だよ、と薄い解説を家族にした。

108回鳴らす?と娘が聞くので、これはそうじゃなくて12時とかに鳴らすやつなんだって、となけなしの説明をして。

たくさんの人が見にきていた。

 

一番街の大通りに戻りさらに行くと、今度は棒つきのキュウリを食べている人が現れ始めた。

キュウリ食べたい!キュウリは食べれる、と言い出す娘。

いいよ、と探していくと、お漬け物屋さんの店頭で販売していた。

それはおいしいに違いない。

1本200円。

この頃には買い物のお釣りで小銭が回復していた。

200円を娘に渡し、買ってきてぽりぽりと食べた。

夫と私は回りをながめたり漬け物屋さんをながめたりした。

ねぎまるごとの漬け物の試食を試した。

めずらしくておいしかった。

 

りそな銀行の建物の前で人力車を見かけた。

 

なにか建物の写真を撮りたいと見ていたら、ステンドグラスがきれいな雰囲気のある建物があった。

よく見たら病院らしく、休診日の札が出ていた。

すごい。

その前にはなにかの名物に並ぶ人々。

プリンだったかな?

 

さらに行くと鰻の串らしきものや焼き鳥の行列もあっていい匂いだった。

 

楽しかった一番街もとうとう端まで来てしまった。

 

でもまだ終わりではない。

続きは次回にて。