小学校のPTAの係活動で漢検の係になった。
ここ数年で漢検はすっかり小学生の定番になったが、PTAの定番にもなってきているらしい。
娘の学校では2、3年くらい前までは学校の先生たちがやっていたが、今はPTAでやっているそうだ。
だからPTA役員の数も係活動の人数も多かった。
そんな流れとは知らず、やりやすそうな係だなと思って第2希望か第3希望に書いたら当たった。
7級のクラスの試験官補助だった。
3、4年生が主で2年生から5年生までいた。
家で娘に言うと、3年生大変だね、一番めんどくさいよ、とのこと。
確かにそうかもと話していたのだが。
始まる前は、防火扉を開けたり、掃除用具を出したりするのをやめさせ、イスを後ろから蹴ってケンカを始めたところを止めて机の間隔をあけさせて事なきを得たりした。
試験が始まるとみんな静かにちゃんと頑張っていた。
試験中もいくつか質問を受けたが、それは低学年らしいかわいらしい質問で、かわいいなあと思いながら常識の範囲内で答えた。
落とした鉛筆、消ゴムは2回拾った。
試験の後半に、別の部屋からやって来た児童がこっちを見ているので聞いてみたら忘れ物をしたとのことで、席と物を聞いて取ってきてあげた。
30分たったら退出可能で、名前記入を確認して静かに帰る。
2年生は玄関まで送る。
なかなかにやりごたえのある係だった。
きょうだい2人分、10回くらい係活動をやって来たわけだが、この係いらないんじゃないか…と思いながら時間が終わるまで活動することもままあった。
が、今回はとても意味のある活動だった。
先生の負担は確実に減らせるからPTAの意義に沿っているし、子供たちの漢検だから意味のある事業だし、何より人手がちょうどよかった。
あきらかに人数合わせでこんなにいらない…とかもあるのだ。
小学校最後のPTA係活動が意味のあるものでよかった。
ちなみに夫はPTAの係活動がラジオ体操や横断歩道の旗持ちの時はわりと喜んで行くのだが、この話をしたらそんなの無理、と言っていた。
でしょうね。