素朴な日記

日々のことを書きます。

エトピリカ

先日、親戚と旅行に行った。

旅行と言っても日帰りで行ける距離へのんびり泊まりで、両親とうちの家族と弟家族の10人で。

泊まり先は弟の奥さん念願のホテル三日月。

三日月シーパークホテル安房鴨川。

 

全員千葉近辺住みで千葉に宿泊。

名目は子供たちの進学祝いだ。

本当は去年するはずだったが予定が合わず今年になった。

おかげでうちの下の子の進学と上の子の二十歳の祝いも1度に祝えてよかった。

 

午後から出かけてロビーに集合。

リゾート気分な海の見える広いロビーでしばらくきゃっきゃして、部屋に荷物を置いてから水着で遊ぶスパへ。

私や弟の奥さんはそれほど乗り気ではなかったが、高校生の姪がまず急に乗り気になりうちの娘も積極的についていった。

まあ見には行くよくらいで出かけたが、結構楽しかった。

大きな浮き輪は無料で貸し出しがあり、子供たちはとても喜んでいた。

大人たちもぷかぷか浮いて流されたり、アワが出るところがいくつもあってマッサージを楽しんだりした。

 

晩ごはんはバイキング。

早めに行ったがもう行列。

どうなることかと思ったが席はあまるほどあり、2時間あったのでゆっくり過ごすことができた。

目玉はステーキかな。

とてもおいしかった。

刺身も。

蟹のみそ汁がとてもおいしくてみんな食べたし、子供たちは2杯食べた。

チョコレートフォンデュも楽しかった。

その他、デザートまでなんでもあってお腹いっぱいになった。

酒類も豊富で、生ビール、地元の日本酒、焼酎、ワインなどがあった。

 

温泉もとてもよかった。

広くていくつもあった。

露天風呂が広くて気持ちよかった。

姪と娘とでおしゃべりしながらたくさん入った。

海が見えるのだが夜は暗くてよく見えなかったし、曇り空で星も見えなかったが、ほどよいライトアップがとてもここちよかった。

 

お風呂上がりにゆっくりするところがあり、そこには無料のマッサージチェアがいくつもあった。

かなりよかった。

みんな結構試していた。

子供たちも気に入っていた。

 

翌朝、弟の奥さんが早起きしていそいそと朝風呂に行った。

それを知った娘が行きたい!と言うのでちょっとだけ入ろうと一緒に行った。

入れ替えで晩とは違うお風呂だった。

露天風呂からは明るい海が広々と見えた。

明るいのもいいね、と話した。

 

朝ごはんもバイキング。

人は多いがやはり席には余裕があって10人でもとなりのテーブル2つが取れた。

こういうのが地味に快適だ。

クロワッサンがおいしくて2個食べた。

海草が練り込まれたそばもとてもおいしかった。

なんでもあった。

コーヒーに牛乳を入れて飲んだ。

自宅みたいな気軽さ。

 

楽しかったホテルに別れをつげて、鴨川シーワールドへ行った。

シャチのショーで1回集合ということにして、それ以外は自由行動となった。

弟家族は何度も来ていていろいろ詳しい。

ときどき出会っては耳よりな情報をもらった。 

 

娘は最後の方で見たエトピリカがとてもかわいいと言って写真を撮っていた。

アイヌ語らしいよと言うと、ゴールデンカムイアシリパさんを思い出してヒンナヒンナと言っていた。

意味が…。

娘はエトピリカがすっかり気に入り、お土産屋さんで探したがなかった。

残念。

 

ウミガメのこどももかわいかった。

少し前に産まれたウミガメがすくすく育ったそうで、見たことのないサイズのかわいらしいウミガメがたくさん元気に泳いでいた。

ウミガメといえば大きなカメか、卵から孵ったばかりの小さなカメをテレビで見たことがあるくらいだった。

それが30cmくらいだろうか、親しみやすい大きさの、ファインディング・ニモに出てきた海流に乗っている子供のカメたちみたいな形だった。

 

北から南までいろんな動物を飼育して、それに動物たちが生き生きとしているような気がして、すごいなあと思った。

娘が壁に飾ってある、日本初の繁殖に成功したときにもらえる賞の展示がズラリと並んだものを順に見て、これも、これも、こんなに?!鴨川シーワールドってすごいんだね、と感心していた。

 

いとこ同士やおじおば、祖父母とたくさん話して遊んで楽しかった。

天気もほどほどでよかった。

また遊びに行きたい。