先日、息子の誕生日のお祝いをした。
自宅で焼き肉だ。
タコとキュウリとトマトのサラダも毎回のことだが、今回も。
デザートの意見はアイスとゼリーに分かれた。
スーパーで両方見たらどちらもとてもおいしそうなものがあったので、両方を買った。
普通の焼き肉サイズのほかに、大きなステーキ肉も焼いてカットして食べた。
これがなんともおいしかった。
それから最近わが家で人気のラム肉も焼いて食べた。
タレは塩だれと醤油ベースのどこかの焼き肉屋さんの名前が入ったタレを買ってきた。
息子が塩を持ってきてかけていた。
それもおいしかった。
焼き肉の野菜を切って準備したりサラダを作るのは夫がする。
さて今年の誕生日をもって息子は20才になった。
誕生日会では10年くらい前に夫がわたしの父からもらった百年の孤独という焼酎を開けた。
もらったはいいが開けるタイミングがない、息子が二十歳になったら開ける、と言っていたのだ。
それをすっかり忘れて棚の奥に仕舞われていた。
誕生日が近づくにつれて、息子が二十歳になったら何かをすると夫が何か言ってたよな、と思い出した。
だけど何をすると言っていたか思い出せなくて、夫に言っても思い出さないので、いや、絶対何か言ってたから思い出すんだ、と言ってしばらくたったある日、夫が思い出したのだった。
大事に仕舞われていた焼酎は長期熟成したものだそうで、長持ちするものだそうだ。
うやうやしく開けて成人3人でありがたく飲んだ。
わたしはなめる程度。
とても良い香りの、琥珀色のお酒だった。
40%と度数はかなり高いのでそのままではなかなか飲めない。
娘のリクエストで用意した三ツ矢サイダーがもう1本あったのでそれで割ったらとてもおいしかった。
一口だけ味見したのだ。
肉はすっかりなくなって、焼酎はさすがになくならなかった。
息子がよく食べると娘もよく食べるのでなくなりやすい。
よく食べてよかった。
よい誕生日会だった。