先月、娘の小学校で運動会があった。
見に来ていいのは1家庭2人までだったので祖父母は呼べなかった。
来れたのは1、2年生の時だけだった。
今年は競技も増えて組体操の技も増えて、大きな声で応援もして、前の運動会が帰ってきたようだった。
もともと狭い校庭で、この3年の間に児童数が増えて、午前と午後に学年を分けて競技をするのは変わらなかった。
開会式や大玉送りは全校生徒でやった。
娘は6年生なので係があり、徒競走で1位は何色だったかを記録するなどしていた。
下級生にはちゃんと並ぶよう誘導したり、記録係の仲間たちと働きながら応援したりしていた。
最後の結果発表をしたかったそうだが、じゃんけんで負けたそうだ。
徒競走は遅かった。
組体操はとてもよくできていた。
みんなよくやっていてみんな6年生らしくなったなあと思った。
泣ける。
これまでの運動会では娘はしばしば無表情だったが、今回はいつも表情が豊かに見えた。
練習期間中は元気で積極的で仲間たちとも楽しくやっているようだった。
いい運動会だったと思う。
帰り際にちょうど5人くらいの友だちと一緒に通りがかったので、写真を撮らせてもらった。
みんないい顔でポーズしてなんかもう青春みたいな雰囲気だった。
そういえば、運動会前日の準備を6年生だけ残ってやった日のこと、めんどくさかったけどみんなでやってこれが青春!?って感じだった、とたまらないうれしい様子で話していた。
おー、そうかー、と返事をしながら、こうやって中学校へ進んでいくのか、と心の中で感心した。
先生たちも上手に促してるのかなあとも思った。
わが家の子どもは2人だが7つ離れているので小学校はまったく被らない。
なので、この小学校の運動会は12年分参加することができた。
たった2人のおかげで12回だ。
12回だけど間に1年入るので13年だ。
上の子がいた頃にあった企画のいくつかは今はもうない。
そんな移り変わりにも居合わせることができたんだと思うと寂しい気持ちもあるけど、なんだかとてもありがたい気持ちになった。
娘によると来年はまた1年生のクラスが増えて6組になるそうだ。
息子のころは1組だけの学年もあったのに。
あのころも楽しい学校だったが、これからもみんなに愛される学校だったらいいなと思う。