素朴な日記

日々のことを書きます。

新橋のサラリーマン

職場の人々と新年会が開かれた。

場所は新橋。

1度帰宅してパソコンなどの荷物を置いてから軽いバッグで出かけた。

金曜日の夜7時、見渡す限りサラリーマンが行き来していた。

私のようなおばさんでも、雇われの身であるという点で言えばサラリーマンと呼んでいいだろうから、同じサラリーマンという共通項の人達に囲まれて歩いていると思うととても気楽な気分になった。

回りの人たちの会話を聞いていると、まだ酔っぱらう前だからというのもあるだろうが、職場の人同士だから気楽さの中にも礼儀正しさがあり、独特の安心感と町の雰囲気を生み出しているのかなと思った。

 

さてそんな新橋のサラリーマンを気取って居酒屋へと行った。

10人くらい集まった。

はじめて顔を合わせる人もいたので緊張したが、あっという間に楽しい雰囲気になり、あっという間に時間は過ぎた。

乾杯からソフトドリンクの人が私を入れて3人いたし、支払は後から幹事に何かのPayでとのことだし、最近の世界はすっかりかわったのだと実感した。

職場の人たちと飲み会なんて10年以上行ってなかったからとても新鮮だった。

 

少し早めにおいとまして、9時過ぎに帰宅した。

もしかしたら娘が1人になるかもしれなかったので、数日前から作戦を練っていたのだ。

夫も飲み会で、息子は出かけるかも知れなかったのだ。

 

作戦はこうだ。

まず、私は早めに帰宅して娘が寝る時間に間に合うようにする。

晩ごはんは1人で楽しめるごはんはなんだろう、と娘に持ちかけた。

すると少し考えて、ママが作った唐揚げのお弁当!と答えた。

それいいね!と晩ごはんは決定。

それから、私の勤務時間などを考えると1度荷物を置きに帰宅すればよくて、なんとなく安心だなと思ったので、そうすることにした。

ママが出かけたらすぐカギをかける、と娘。

娘は1人で過ごす時間を楽しみにしてくれた。

これで安心だ。

 

前日に息子に聞いたら、その日の晩は出かけず晩ごはんもうちで食べると言う。

唐揚げを作っておくから2人で食べてね、と話した。

 

朝からお弁当のようにして作った。

鶏の唐揚げ

インゲンとベーコンのバター醤油炒め

黄パプリカのポン酢炒め鰹節かけ

ミニトマト

 

2人なのでお弁当には詰めず、大皿にのせて「晩ごはん」と書いた紙を貼って冷蔵庫に入れておいた。

わたしは昼のお弁当に詰めていった。

おかげで立派なお弁当になった。

 

娘に聞くと、唐揚げはもちろんのこと、パプリカが結構おいしかったそうだ。

みずみずしくてしゃきしゃきだった。

 

インゲンは思ったよりかたくて食べるとバリバリと音がした。

 

娘の寝る時間はいつもどおりだった。

わたしもいつもの時間に眠くなった。

よい1日だった。