近所の洋菓子店に犬用のクッキーが売っていたのでお土産に買いに行った。
残念ながら売り切れだった。
仕方がないので次の目的地に向かっていたら、娘の小学校の近くにある小さな食堂が開いていて、店の前でなにやらやり取りをしていた。
あまり見かけない光景だったので遠くから眺めながら歩いていたら、奥から餅をつくような重くて規則的な音がしていた。
通りすぎながら見ると、ついたお餅を鏡餅や、すぐ食べる用のお餅にして売っているようだった。
これは!と思い引き返してお店に立ちよった。
お店の人が一瞬中に入ったとき、お餅の前にいた三輪車に乗った小さな男の子が、一番上がきなこ餅で次がナントカで、一番下にあるのがあんこが入っています、と説明してくれた。
お店の人が戻ってそれを聞いて驚くやら、困るやらしていたが、わたしはとても楽しかった。
こうして文字にすると昔の日本みたいな話に見えて、まるで狐につままれたような感覚になる。
この辺りはときどきこんなことがあるので、不思議だ。
みかん付の小さいお供え餅を買った。
400円だった。
ビニール袋に入れてくれて、それを持ったまま、JRの駅へ向かった。
国道を歩道橋を上って渡った。
歩道橋の上では1歳か2歳くらいの男の子を抱っこしたお父さんがいた。
男の子は歩道橋から車が走るのを見るのが好きなのか、それともたまに通る私鉄電車を待ち構えているのか、じーっと静かに眺めていた。
お父さんらしき人もじーっと静かにしていたので、いつものことなのだろう。
うちの子も線路沿いでいつまでも電車を見ていたので分かる。
JRの駅で新幹線の切符を発券した。
QRコードをかざすだけで予約分が出てくる。
とても便利だ。
ここは空いていた。
駅ビルのお店でルピシアのティーバッグとお湯で溶くだけのやつを買った。
どちらも年賀向けの包装をしてあった。
昨日から年賀品をたくさん見て楽しくなって買いすぎかもしれない。
まあでも帰省先でお茶でも飲んだりするからいいだろう。
帰宅して息子以外の家族でクリスマスツリーを片付けて、掃除をした。
インフルエンザで夫がこもっていた部屋も解放された。
夫は朝から布団を干していた。
娘もようやく学校の道具置き場を片付けることができた。
出来上がったら、見て、とニコニコしながら呼びに来た。
とても整理整頓されていた。
昼ご飯にトップバリュのパスタのもとでパスタを作り、残り物の汁物を一緒に食べた。
そこから今度は年賀状作りの続きだ。
昨日は裏面を印刷したので今度は宛名面だ。
ちなみにプリンターがエプソンなのでエプソンのソフトを使っている。
無料だし使いやすい。
去年の宛名履歴が残っていて助かった。
ここから喪中とか喪中明けたとか、出す出さないを決める。
これが面倒。
夫に先にやってもらい、わたしも確認した。
買ってきた枚数ぴったりだった。
今年は初めて、年賀状をやめませんか、とのお誘いをもらい、1枚減ることとなった。
これからも増えるのかな。
毎年通信欄が充実している間柄が数名いるが、それ以外の人はお互いやめてもいいと思っているのではなかろうか。
毎年のことながら年賀状の意義や意味、人付き合いとは、などと芋づる式に考えてしまい、結局出すくせに準備は遅れる。
しめ縄は夫が買いに行った。
980円でなかなか立派だし感じのいいものだった。
娘と一緒に飾っていた。
午後も掃除もした。
帰省の荷造りをした。
娘も夫もわたしもした。
息子はまだだがすぐできるそうだ。
雨と雪の予報が加わったので、わたしと娘の靴に防水スプレーをした。
箱根駅伝の番組を見た。
お風呂上りに娘がアメトークを見ていた。
はじめからこっちを見ればよかったと思った。