素朴な日記

日々のことを書きます。

ケチャップを炒めてナポリタン

先日、TVerでだったかなドラマ「フェルマーの料理」を見た。

娘が友だちに聞いてきたのか、見ると言い、一緒に見たのだ。

料理を食べたあとの感想の言い方とか、及川光博の悪い大人な感じとか、わりとおもしろかった。

娘はそれほどはまらず、毎週見るほどではないかな、となった。

 

ただ、ドラマで何度が作っていたナポリタンがとてもおいしそうで忘れられず、お昼に作ってみることにした。

メモも何もないけれどポイントをいくつか覚えていた。

 

・玉ねぎはちょっと焦げるくらい炒めて香ばしさを出す。

・野菜を炒めたあとにフライパンの半分くらいに寄せて空いたところにケチャップを入れて炒めて香ばしさを出す。

・スパゲッティはふやけるくらいやわらかくする。

そして、わたしは忘れていたのだが、娘が覚えていた、

・フォークを45℃に温める。

 

これをやってみた。

材料や分量が分からなかったので、間違いなくおいしそうなDELISH KITCHENのレシピをベースにし、フェルマーの料理で出てきたポイントを追加して作った。

 

・ベースにしたレシピ

https://www.kurashiru.com/recipes/164350e5-e2d3-40e9-b147-180e883c9570

 

最初、1人で勝手に始めていたのだが、玉ねぎを炒めていたら、昼ご飯はなんなのかな、と娘がやってきて台所の様子を見てすぐに分かったらしい。

お!これは!というので、フェルマーの料理で出てきたナポリタンを作ってみようと思ってと言うと、おおー!と喜んでいた。

せっかくなので娘も誘うとよろこんで参加した。

玉ねぎをよく炒めるところから娘に交代した。

娘がフライパン担当、わたしは調味料追加その他の担当。

ウィンナーも追加して炒めて、フライパンの半分に寄せ、空いたところにケチャップ、塩、すり下ろしニンニクを入れて菜箸でぐるぐるしたりして炒めた。

ケチャップを炒めると小さいケチャップの粒が回りに飛び散るのがちょっと大変だ。

香ばしい香りと見た目になってきたらピーマンを加えて野菜とケチャップを炒め合わせる。

なじんだら麺を加えて炒め合わせる。

重っ、と言いながら頑張る娘。

 

ちなみに麺は、ドラマでは茹でたあとに冷蔵庫で冷やしたりしてふやかしていたがそれは面倒なので、パスタの袋に書いてある茹で時間+2分くらいで先に茹でてザルにあげておいた。

炒めるころには麺がくっついていたので水で洗ってほぐし、よく水を切った。

これでまあまあやわらかくなるんじゃないかなあと思う。

 

麺炒めの後半は私が代わった。

そろそろできるかなというところで娘が、フォークを温める!と思い出した。

夫が様子を見ていたので、フォークがすっぽり入るものを出してくれと頼んだら、浅いけどフォークがすっぽり入るお皿を持ってきた。

たしか、水とお湯を半々くらいで50℃くらいになったような覚えがあったのでそれを話した。

娘はお湯を沸かし、お皿にフォークを並べ、水を半分くらいに入れておき、お湯が沸いたらちょっとずつお湯を入れた。

熱くなる前にちょっと触り、様子を見ながらお湯と水を足す。

お風呂より熱いくらいだよ、と声をかけた。

あつっ、とか、あーちょうどいい、とか言いながらやっていた。

 

ワイワイして作ったナポリタンはとてもおいしかった。

昨日から急に寒くなったので温めたフォークもとても気持ちよかった。

懐かしい暖かい家庭のような、と娘がドラマのセリフを言いながら、おいしいと言って食べていた。

これでナポリタンソース付きの袋入りの麺を用意しなくても、ナポリタンを食べられる。

あのソースと麺もたまに食べたくなるにせよ。

また作りたい。