素朴な日記

日々のことを書きます。

小田原城

娘をお城にのぼらせたくてさんざん調べたところ、小田原城が行きやすいことが分かった。

なかなか都合や娘の気分が合わず先延ばしにしてきたが、ようやく行ってきた。

2月という、旅行には適さない季節だけど、今年の冬はなんとなく暖かいので大丈夫でしょう、と行くことにした。

 

新幹線ならとても速いということにも調べたときに気付いたので、新幹線で往復切符を買った。

踊り子号の方が安いが、時間がかかるし何より人気が高いのでチケットが取りにくい。

新幹線なら各駅停車の一番遅い列車で十分というか速いのは止まらないし、自由席も多くて気軽に乗れると思った。

 

家族には前から話していたが夫には前日にちょっと話し、娘には当日に話して朝からのんびり適当な時間に出かけた。

 

ちょうど前日の夜にテレビを見ていたらアド街で小田原をやっていた。

もしかして人が多いかも、と思ったら、結構多くてびっくりした。

駅を出たら北条早雲の像があった。

これ昨日テレビで見た!と喜びながら写真を撮った。

駅の反対側の出口から出直して、お城の方へ向かった。

ミナカ小田原という、小田原のいろんな名物を食べられるところがあり、そこでお昼にすることにした。

前にネットで見てぜひ食べてみたいと思った、アジの唐揚げのお店があった。

行列だったが、家族に言って並んだ。

しばらく待った。

夫は塩、娘はバター醤油、わたしはあおさにした。

小振りの鯵を開いて揚げている。

頭から尻尾までばりばりと食べられて、とてもおいしかった。

練り物もおいしそうで娘がじゃがバター揚げが食べたいと言った。

お昼時でお腹も空いたし、練り物もおいしそう、ということで、わたしはチーズ揚げ、夫はかまぼこ揚げも一緒に買っておいた。

これがまたその場で揚げてくれるのでアツアツでボリュームもあってとてもおいしかった。

 

そのあと歩いて小田原城に行った。

敷地が広くて梅の花がたくさん咲いていた。

門が大きくて、さすがお城だった。

NINJA館はかなり人気でだいぶ待つようだった。

上っていくと天守閣が見えた。

とても立派だった。

入り口が行列だったのでびっくりしたが、ネットでチケットが買えると看板が出ていて、その場で各自のスマホQRコードを読み取って購入した。

まわりにもそんな人がたくさんいた。

電子チケットがあれば並ばずに係の人に見せるだけで中に入れた。

中はかなりきれいで立派な歴史資料館になっていて、しっかり見たらかなり時間がかかりそうだった。

適当に見てもものめずらしくて結構時間をかけてしまった。

絵や掛け軸、刀やお皿や道具、歴史の説明などかなりよくできていた。

大人500円、子供200円くらいだったが、安すぎやしないか。

5階建てくらいになっていて、最上階では外に出てぐるっと回ることができた。

箱根や伊豆大島など、関東らしい景色が見れてすごかった。

山も海もである。

しかも娘に言われて気付いたのは、新幹線がよく見えたことだ。

なんやかんやでとてもにぎやかな景色だ。

天守閣の出口にはお土産やさんがあっていろんなものがありおもしろかった。

御城印というものもあり、御朱印のように集めている人もいるんだろうなと思った。

 

天守閣から降りたら、娘が団子を食べたいと言うので、キッチンカーに並んだ。

500円とは高いね、何て言っていたがとても大きくて驚いた。

わたしと娘はみたらしを、夫はくるみ味噌にした。

温かくてとてもおいしかった。

ここも行列だった。

 

忍者や旅のお姫様など、いろんな服を借りられるところがあり、小さな子供がそんな格好でうろうろしているのがとてもかわいかった。

娘はもうそういうのはしたくないと言う。

 

その後、のんびり歩いて駅に戻った。

駅の入り口にはお土産屋さんがあった。

娘はういろうを見付けた。

前に1度、ういろう食べたことないという話題になったことがあった。

娘はぜひお土産にしたいと言い、抹茶味を選んだ。

夫は大きめの練り物を選んだ。

 

帰りの新幹線は時間も早かったのでとても空いていた。

あっという間に帰宅した。

 

夕方、練り物をみんなで食べたらとてもおいしかった。

 

北条早雲という人のことや小田原城攻めを知らなかったのだがなかなか重要な人物と場所だったことを知り、うちでまんが日本の歴史をおさらいした。

よくよく読むとなかなか深かった。

夫は信長の野望で風磨忍者がいるのがよかったと話していた。

 

小田原、また行きたい。